今日の読売新聞の就活欄。
「平均10万円 計画的貯蓄を」の見出しに納得した。
大学生の就活にお金がかかるのは、本当の話。
うちは、就活スーツはつくらなかったけど、どうも巷ではわざわざ用意するらしい。
大学の入学式に買ったスーツを成人式でも着て、就活にも当然と母は思っていたけど
息子から聞いたのは、周りの学生は就活スーツをわざわざ買ってるとのこと。
黒じゃないとダメとか、線が入ってたらダメとか、「それ、ほんま?」と
言いたくなるようなことを言ってきたことがあった。
周りと同じでないと不安にかられるという気持ちもわからなくもない。
でも、そんなことに動揺する息子に少々イラッときて、
「着てるもんで落とされるわけないやん。それに、紺色でもスーツはスーツ。
お通夜でも紺色で行くことあるのに、なんで就活が黒しかあかんの?」と
言いくるめ、就活スーツは買わずに済ませた。
でも、交通費は削れない。
記事によると、お金の問題で志望する会社の数を減らしたり、選考途中で
辞退したりした学生の声が多くあったとか。
そういう話はせつなくなる。
奨学金で借金抱えた上に、就活でもお金がかかる。
そして、異常なくらいの就職競争と自己責任論。
学生に代わって、「こんな世の中に誰がしたぁ!!」